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かつて日本の「台所」が家の一番奥にあったように、カナダでも一昔前までキッチンは家の片隅に追いやられていました。換気扇もなかった時代にはキッチンからでる臭いはできるだけ隅へ、という考えがあったからでしょう。しかし時代は変わり、キッチンを管理していた女性たちが働きに出るようになると、キッチンは住宅の中心部に置かれ、スポットライトが当たる場所になりました。今や、キッチンは単なる作業場からスタイリッシュでフレキシブルな空間へと変わったのです。

kitchen1. THE HEART AND SOUL 家族の生活の中心となっているキッチン

カナダでは「キッチンの機能が整っていると、家庭内での生活はうまくいく」といわれます。カナダのキッチンはオープンコンセプト。コーヒーや朝食から始まる1日のスタートの場所でもありますが、友人をもてなしたり、子供の宿題を見てあげたりと、料理以外の使われ方もたくさんあります。最近はカジュアルな暮らしが好まれ、典型的なフォーマルのダイニングルームは少なくなりました。
キッチンは料理をする場所だけでなく、家族とどのように過ごすのかをイメージしながら、プランニングしてみてください。

food prep2. COOKING 料理

キッチンに様々な用途があるのがカナダスタイルですが、やはり主な作業は「料理」です。家族の食事をつくり、友人を招いてのホームパーティーを楽しむためには広いスペースが必要です。大きな冷蔵庫やオーブン、食器や調理器具などの収納にもスペースが必要。使いやすいキッチンスペースを造り上げるには、あなたの料理スタイルも頭にいれて考えることが大切です。

3. EATING AREA 食事

オープンコンセプトの間取りでは、料理空間と食事空間の区切りが曖昧ですが、キッチンとダイニングルームを分けている家庭もまだたくさんあります。しかし、ダイニングルームと分かれているキッチンでもカウンター
があって、そこで朝食を摂ったり、子供がおやつを食べたりする空間として造られています。家族が朝食を
摂っている時でも、料理などの作業がきちんとできるように動線を考えて設計することも忘れてはなりません。

recycling4. CLEANING UP 片付け

食事が終わったら後片付けの時間です。ほとんどのカナダの家庭には食器洗浄機があり、その位置は流しのすぐ傍にあると便利です。しかし鍋やフライパン等には手洗作業はかかせませんので流しと食器洗浄機に1メートルほど間隔が空いているのが基本です。最近ではリサイクルが義務化されていますのでリサイクルボックスを流しの下のスペースにしまっておく事も後片付けの便利さに影響してきます。